不思議・面白情報18(fu000r)

お弁当

近所の裏の商店街に弁当屋さんがオープンしたので食べてみた。14元のロース弁当。ロースの質が良くて意外に美味しかった。価格もリーズナブルなので時々食べてみるとしよう。この街に弁当屋さんができたのは初めてではなく、近所では3軒目となる。これまでの2軒は味と価格のバランスが悪くてつぶれてしまったが、この店はどうかな。頑張ってくれることを祈る。

(2016年12月 、深セン市)

*追記(2018年8月):この店は開始数か月で閉店してしまった。残念。

お餅

元旦はお餅でも食べて過ごそうと思ったが、中国で買う「さとうの切り餅」は異様に高い。イオンで買うと高いのはもちろん、タオバオで買ってさえ高い。そこで、中国国産のお餅をネットで買うことにした。
中国で単にお餅というと、お米を混ぜたものが多い。そこで、「純糯米」をキーワードにサーチ。すると、たくさん出てきた。しかも、凄く安い。心配なぐらい。しかし、1000人単位の人が購入して高評価を与えているのだから、大丈夫だろうと注文。
数日して到着。真空で個別包装のお餅が5個入りパックで届いた。フライパンで焼いたらプックリと膨らんだ。ちょっと膨らみが弱い感じだ。粉のもち米から作ったのかな。味は飛び切り美味しいとはいかなかったが、普通に食べられた。次回は別の店で購入してみるとしよう。

(2016年12月 、深セン市郊外)

モバイク(MOBIKE)

昨年、上海で始まったレンタル自転車サービス、モバイク(MOBIKE)。ようやく深セン郊外までやってきたらしく、我が街で初めて発見。携帯にアプリを入れて確認してみると街に数十台はあるようだった。
従来、市内には固定駐車式のレンタル自転車はあった。しかし、昨年始まった、この「モバイク(MOBIKE)」は自由駐車型である。街のそこかしこに施錠された状態で置かれている(放置されている?)自転車を(携帯アプリで)開錠して乗車、好きな場所まで乗って(手動で)施錠して放置できる。開錠から施錠までの間が利用時間となって課金され、ネット上で引き落としとなる。料金は30分で5角~1元。自転車が2種類あり、安いモデルは5角、スタイリッシュなモデルは1元のようだ。
今日、早速、会員登録してみた。春節の間は人が少なくなるから、乗車して遊んでみる予定だ。
*類似のサービスには「OFO」というものがある(サービスの開始はこちらのほうが早かったようだ)。「OFO」は、学校等を拠点に展開、保証金が安い、個人の自転車を加入させることが可能、GPSでの場所特定ができない、料金は安いが、学校外の場合は乗り捨てができない、または条件付きである等の、MOBIKEとは数多くの相違がある。
他にも別の会社が提供してると思われる自転車を見かけたが詳細はわからない。

(2017年1月 、深セン市郊外)

*追記(2017年3月):1月からMOBIKEを使い始めて三カ月弱が経った。普及スピードは驚異的なほどで、街中を歩けばそこら中で利用者を目にできるほどになった。MOBIKEに続いて、BlueGoGoが進出をしてきて、昨日になって老舗のOFOも大量投入をしてきた。

問題もあって、ブレーキの利き具合や雨の日の汚れ等、メンテナンスが不十分なところが目立つようになってきた。市場安定への大きな課題となりそうだ。

*追記(2018年8月):多くの企業が競い合ったレンタル自転車サービスだが、現在ではモバイクとOFOの2強の戦いになっていると言われている。だが、私が住んでいる郊外の街ではモバイクもOFOも半ば壊れた、ボロボロの自転車しか見かけない。代わりに真新しい滴滴車(?)系の自転車が広がっている。保証金もいらず、支付宝で支払う方式のようだ。まだまだ台数が少ないが、これからどうなっていくのかな?

丸亀うどん(深セン)

深セン唯一の丸亀製麺へと行ってきた。地下鉄「僑橋東」駅そばウォールマートの入り口横にある。システムは、日本や香港の店と同じ。私は丸亀うどんは、日本で一度、香港で一度、そして今回の中国で一度しか食べたことがない。その範囲で比較すると、美味しい順から、日本>香港>中国といったところだ。順当と言えば、順当か?中国人は熱すぎるのが苦手だから、ある程度現地に合わせてある面もあると思う。あと、気のせいかもしれないが、香港のスタッフはかなり気合が入った表情がしていたが、中国のスタッフはそれに比べると気が抜けたような雰囲気に包まれているようだった。そのうちまた一度食べに行ってみようと思う。

(2017年1月 、深セン市内)

*追記(2018年8月):昨年の末に、深センの2店舗目が会展中心のリンクシティにオープンした。第一店舗よりも、品数が多く、味も良かった。これからどんどん増えていくのだろうな。年内には香港に「てんや」がオープンするとのニュースもあった。早く中国にも進出してほしいものだ。

マクドナルドのオーダー受付マシーン

昨年末ぐらいに、ようやく深セン郊外の我が街のマクドナルドにも、オーダー受付マシーンがやってきた。画面上で注文を確定して、携帯電話経由で支払い、発行されたレシートをもって受け取りカウンターで商品を受け取るというスマート仕組み。現金の場合は、レシートをもってレジで支払いをしてから、受け取りカウンターに並ぶ。
まだ、使用方法がわからない人が多いから、機械にスタッフが付き添って説明しながらの運用が多いようだ。当分は通常のカウンターと併用が続くだろうが、人件費の高騰が続く以上、そのうち全面採用する店がでてきてもおかしくない。
日本帰国時に利用したマクドナルドでは見たことがないが、同じような機械があるのだろうか。興味がある。

(2017年1月 、深セン市郊外)

*追記(2017年3月):今月の「Diamond Online」の記事によると、米国や日本のマクドナルドで「モバイルオーダー&ペイ」というスマホで注文を入れ、支払いができるシステムが導入されるとのこと。そして、その前の実験的なものとして、中国で導入されているような大画面でのタッチパネル注文方式がすでに存在するとのことだった(日本では一部店舗にて導入済みらしい)。この大画面端末の名称はキオスク端末だということだった。

中国では微信での支払いが一般的になっているから、「モバイルオーダー&ペイ」の導入は難しくなさそうだが、予約となると時間通りに受け取りに来ない場合にどう処理するかが問題になりそうにも思える。どうするのかな?

蒸菜王

最近、気に入ってしばしば通っている蒸料理屋さん。軒先に並べられた料理を選んで注文して食べる。店内でも食べられるし、お持ち帰りもできる。通常のお弁当屋さんのお弁当と違って余計な漬物とかが入っていないのでお得感がある。全ての料理が温かいのもメリットだ。
作り置きできるのと、少人数で運営できるのが強みなのか、郊外ではこの蒸し料理タイプの店が一定のマーケットを獲得しつつあるようだ。

(2017年1月 、深セン市郊外)

OFO

MOBIKEと同様の自由駐車型自転車。創立そのものはMOBIKEよりも早く、北京の学校向けでスタートを切っていたようだ。全国展開を始めるのはMOBIKEよりも遅かったらしい。
メインとなっているモデルは、MOBIKEと異なり、GPSでは管理されておらず、ダイヤル式の手動キーで番号も固定だ。位置表示は一応可能だが、情報は使用者の携帯電話のGPSに基づくと思われ、あまり当てにならない。マップに表示される行程記録も雑である。
キー番号が固定であること、GPS機能がないことから、現在のメインモデルとなっている自転車は、ユーザーによって私用車化されている率が(MOBIKEなどに比べて)非常に高い。GPS機能がないことから、メンテナンス体制も十分でないのか故障率も高い。(タイヤが空気充填式であるのも原因の一つだろう)。
ただし、自転車の乗り心地は、MOBIKEやBLUEGOGOに比べて、はるかに良い。ひとこぎで進める距離にだいぶ差がある感じだ。車体も一番軽い。また、(ネット情報によると)GPSを導入した車体も投入され始めているらしい。

(2017年4月 、深セン市郊外)

一動出行

本日、新たな自由駐車型レンタル自転車を発見。なんと電池付き。帰宅後ネットで調べてみると、パッソーラ型の電気補助式の自転車のようだ。中国では完全タイプの電気自転車がほとんどだか、この自転車は日本で主流の電気補助式のようだ(未確認)。他のレンタル自転車と違ってパスポートによる登録は不要なようだが、詳しいことはまだ不明。当面15分で1元で運用されるとのこと。

(2017年4月 、深セン市郊外)

*追記(2018年8月):現在、この会社の自転車は見かけない。すでに淘汰されてしまったみたいだ。市内ではレンタル電気(補助式?)自転車が普及し始めているそうだが、別の会社が運営しているようだ。

無人レジ

近所のウォールマートでも、遅ればせながら、無人レジが開始。現在はまだテスト運用中らしく、飲料などの一部の商品のみが利用可能なようだったが、もう利用者がちらほらといた。無人レジは、マクドナルドと同様に、巨大スマホ型。中国の人たちにはこの形が馴染みやすいのかな?

(2018年5月 、深セン市郊外)

*追記(2018年8月):無人レジにもすっかり慣れた。しかし、まだまだ有人レジの利用者のほうが多く、休日は大行列になっている。その大行列の横をスルスルと抜けて出られるのは少し快感である。

無人計量器

今年の前半に無人レジを導入したウォールマートであるが、本日行くと野菜の計量カウンターも無人化されていた(中国の野菜は一部の高級店を除いて量り売りがメインだ)。野菜を計量器に乗せて、画面でその野菜を示すボタンをクリックすると値札シールが出てくる仕組みだ。まだスタッフが手伝っていることが多いが、いずれここも完全無人化となるのだろうか。

(2018年8月 、深セン市郊外)