2010年10月-12月(day057)

2010年10月-12月(day057)


 2010年10月1日(金)
 ますます涼しくなってきた。ただし、例年、このまま一直線に冬に向かうことはなく、11月ぐらいまでの間は暑くなったり、涼しくなったりが繰り返されるはずだ。
 さて、先週の初め、不思議な出来事が起こった。
 マイクは、ソーセージが大好きで、おやつ代わりに時々それを与えている。その晩も、親指程度の大きさのソーセージ一個をマイクの足下においてやった。すぐに飛びつくだろうと思いきや、ぴくりとも反応しない。なんだ、おかしな奴だなと思いながら、ソーセージを手にとって口元に持っていってやると、一旦はくわえたものの、数秒で床にポトリと落としてしまった。
 「何だよ~、食べないなら、冷蔵庫に入れとく」
 ソーセージを拾い上げて、冷蔵庫の棚に置いた。すると、ソーセージが突然目の前から消えたのを不思議思ったのか、部屋の中をあちこちウロウロしだした。
 「探したって、出てこないよ。素直に食べないお前が悪い」
 そう言って様子を見ていると、驚いたことにどこからか、同じソーセージをくわえてきて私の前にポトリと置いたのだ。部屋のどこかに隠してあったのだ。確かに、過去にも与えたソーセージを隠そうとして、私たちのベッドの枕の陰にソーセージを置いていたりしたことがあったが、たまたまのことだと思っていた。しかし、何でまた突然持ち出してきたのだろう。消えたソーセージと隠したソーセージが頭の中でごっちゃになって、混乱したのだろうか?よもや、「ソーセージぐらい、ここにもあるんだよ」と自慢するために持ってきたわけでもあるまい。わけがわからないながらも、ともかくそのソーセージを取り上げてごみ箱に捨てた。何時与えたかわからないソーセージを食べてお腹を壊されてはかなわないからだ。マイクは怒るでもなく、キョトンとした顔で私を見上げるだけだった。
 そして、就寝時間が来た。我が家では、就寝直前に餌をやる(そうでないと、3時頃目覚めて私を起こしにくるから)。おやつを除いては1日1度の食事なので、普段は飛びつくようにして食べ始める。だが、 この日に限って全く食事を始めようとしない。目の前に皿を押し出してやっても、そっぽを向くだけである。どういうわけだ。これは明らかに異常事態である。生理でも始まったのか(マイクはメス)?やむなく、餌の一部を指ですくって口元に持っていってやると、ようやくペロッとなめてくれた。それを何度か繰り返しているうちに、ようやく食欲が出てきたのか、普段通りに食事を始めてくれた。
 その日の夜中のことである。突然外がやかましくなったので目覚めた。ウィーンウィーンと機械らしきものが動いている音がしてなかなか鳴り止まない。再びうつらうつらとしたが、いつまで経っても鳴り続ける音にまた目覚めた。一体何の音だ。そう言えば、近所の歯医者で改修工事をやっていた。建物の一部を壊しでもするために、クレーン車か何かを使っているのだろうか。それにしても、こんな真夜中にやることないだろう。近所迷惑極まりない。眠気で朦朧とした頭で考えているうちに、いつの間にか眠りについた。
 翌日、出勤のために外へ出ると、いつも階下で待っている車がいなかった。朝の出勤にほぼ毎日利用しているのだが、契約しているわけではないので、他にもっと金になる仕事があるとそちらへ行ってしまうのだ。その日は適当に電気自転車タクシーを選んで乗って出勤した。
 次の日、いつもの運転手の車に乗って話を聞くと、昨日来れなかったのは、他に仕事があったわけではなく、朝起きれなかったのだそうだ。この運転手は、よくいる時間にルーズなタイプの中国人と違って、堅実な性格で、夜更かしをしたから仕事に遅れるというようなタイプではない。どうしたのだろうと思って続 きを聞くと、一昨日の夜中、近所で大火事があったため火が広がって自分が住んでいるところへやって来ないかと心配で一睡もできなかったのだと言う。
 火事?その運転手が住んでいるアパートは私が住んでいるアパートの小道を横切った向かい側辺りだったはずだ。火事の場所を尋ねると、私たちのアパートの斜め向かいの建物だとのこと。近い!中国の建物はたいていコンクリートとレンガで建てられていて、日本のような木造の家はゼロに近いから、火災が広がりにくいのは確かだが、それにしても近い。 あのウィーンウィーンと聞こえた音は消防車による放水のために使われたポンプの音だったのだろう。
 何でも、結婚前の男女が喧嘩して火をつけたのだという。消防車がなかなか来なかったため、火災が長引いてそれは恐ろしい有様だったそうだ。張本人の二人も、火に追われてベランダに逃げ助けを求めたらしい。結局、二人は助け出されたが、その後責任を取らされるのを恐れて姿を消してしまったそうだ。無責任な話だが、広い国土と膨大な人口を抱えたこの中国では、逃げ切ろうと思えば、その成功の可能性は少なくない。偽の身分証で仕事をしている若者も多いから、一旦遠くへ逃げられたら容易なことではつかまらないことだろう。
 そこまで考えたところで、火事が起きるその晩にマイクの様子が怪しかったことを思い出した。もしかして、マイクの奴、動物の第六感で火事の危険が近づいていることを知って、食欲が減退したのかもしれない。恐るべし、マイク。次回食事に口をつけないときは、周辺の様子に気をつけることにしよう。
2010年10月5日(火)
 ここ数日は、涼しさが増して、すっかり秋になったという思いだ。しかし、何か物足りない。秋を感じさせるものが、気温以外にないのだ。私が住んでいる街が工業地帯だということもあって、樹木が少なく、紅葉をみかけることがないというのが主因だろう。日本にいた頃 に秋を感じさせるものは何であったか。気温や紅葉以外に、人々の服装に大きな変化があった。また、コンビニ、本屋、地下街、電車の社内から弁当屋に至るまで日常生活の様々な場所が秋を訴えていた。それは、秋のフェステバルなど広告であったり、秋の歌であったり、秋を語るラジオのDJの声であったりした。深センでも、市内の方へ行けば、服装の変化を感じたり秋向けの広告などを見たりすることもあるのだろうが、郊外の工業地帯では全くといって良いほど夏との差がない。寂しい限りである。いや、一つあった。「蟹」である。秋になると蟹が安く、美味しく食べられるのだ。食欲の秋は日本と変わらないかもしれない。
 秋の涼しさに加えて、体調も非常に良い。2週間ほど前からスクワットを1セットの内容を5回、腹筋を5回ずつ増やした。スクワットは半年ぐらい50回/セットのところで止まっていたのを増やすことができた。ある日を境に筋肉が強化されたを実感したので、数を増やすことに決めたのだ。最近は買い物などで歩いているときも、体力の増加を感じ取っている。以前は、Zのショッピングに付き合うと、10分も経たないうちに疲労を感じ始めたが、今はそういうことがなくなった。足腰がしっかりしてきて、体を支えてくれているのがわかる。また、腕の筋肉や握力も増加していて、両手に思い買い物袋を持ってもきつく感じなくなった。1年間続けてきた筋力運動がようやく実ってきたのだろう。ただし、スクワットと腕立てをメインにやってきたため、他の部分の筋肉とのバランスが今ひとつとれていない。特に腹筋と背筋は、半年遅れで始めたこともあって、まだまだ強化する必要がありそうだ。
 絶好調だ。そう思っていたら、一昨日の晩から突然体調を崩した。その前日に焼肉屋で食べた何かが原因でお腹の具合が悪くなり始めていたのだが、急に悪化して、強い腹痛が起こったのだ。夜中の間、嘔吐を繰り返して、ずっと苦しんだ。吐くだけ吐いたら楽になったようで、昨日から回復に向かい、今日はほぼ正常に戻った。お腹の具合が悪かったところに、消化の悪いものを食べた結果、がくっと調子を落としたのだと思う。もう若くないのだから、無茶はいけない。深く反省させられた。

*追記(2010年10月5日):昨晩、扇風機をつけたまま寝たら、巨大な冷凍庫の中で作業をしている夢を見ました。「寒いねぇー、この中で寝たりしたら、死んじゃうねぇ」とか言いながら・・・。夢の中ではエスキモーの服を着ていました。
2010年10月6日(水)
 一昨日、「グーグルのストリートビューが7大陸を制覇」というニュースをみた。南極大陸なども加わって、ペンギンが見られるようになったらしい。南極大陸 よりも、まずは日本!と考えて、日本を見てみたら嬉しい驚きがあった。これまでストリートビューでは範囲に入っていなかった私の実家の周辺が、とうとうストリートビュー見られるようになったのだ。残念ながら歩けるような形ではなく、スポットで写真が見られる程度だったが、十分懐かしさを感じることができた。 スポットでしか見られないのは、恐らくストリートビューの撮影によるプライベートの侵害に対する批判を避けるための措置だろう 。しばらくはこの形が続くのかもしれない。
 また、学生の頃に住んでいた横浜のアパート(すでに建て直されている)も、とうとうストリートビューの範疇に入ってくれた。これも感動ものである。これまで駅前の通りまでしか歩けなかったのが、アパートの目の前の道まで来ることができるようになった。近くの高台からの風景も見られて、あれから20年も経ったのだとしみじみと感じさせられた。この様子だと、日本全国でストリートビューの範囲が広がっていると思われる。日本にいた頃は、あちこちで暮らしたから、思い出がたくさんある。この週末はストリートビューにどっぷりつかることになりそうだ。

*追記(2010年10月6日):改めて考えてみると、ストリートビューモードでのスポットというのは、グーグルアースで見られるスポット写真と変わらないような気もする。しかし、ストリートビューモードで見ると、なぜか一味違う。
2010年10月10日(日)
 ここ数日、曇り空が続いている。いつ雨が降るかわからないので、傘なしで外へ出ると不安になる。
 最近、淘宝の中で注目している商品がある。それは、MID(モバイル・インターネット・デバイス)と呼ばれるものだ。手のひらサイズで、WiFiや3G等のインターネットができるモバイル商品だ。現在、淘宝での主流は、液晶画面が7インチ程度(解像度800×400,タッチパネル)のもの。OSはアンドロイド。価格はなんと500RMB前後である。ついこの間まで、この価格ではWiFiのみのサポートだったが、現在では3Gもサポートしている。日本語メニューや日本語入力をサポートできるものもあるようだ。
 以前からモバイルPCが欲しい、欲しいと思っていたけれども、高くて手がでなかった。なにしろ、普段の生活ではモバイルPCが全く必要ない。年に1,2回の旅行のために、大金を支払ってモバイルPCを購入するのはあまりに馬鹿らしい。でも、なんとなく欲しい。すごく欲しい。必要性と好奇心の間で長い間葛藤が続いていた。その欲しかったモバイルPCがMIDという形で、格安で手に入るようになった。500RMB前後のものだとWindowが入っていないから、IEが使えない。もしかしたら、銀行口座等の操作ができないかもしれないが、それには目を瞑ろう。YahooJapanや、GoogleMapが見られれば十分だ。
 現時点でのこのクラスの商品の難点は、熱処理とバッテリーの時間にあるようだ。筐体全体で放熱させていることもあって、連続使用をするとかなり熱くなるようだ。また、バッテリー駆動だとせいぜい2時間ぐらいしかもたないらしい。旅行中、長距離バスに乗って使用するにはやや短い。
 いくつか難点はあるものの、値段を考えると許容範囲だ。買ってしまえ!とも思ったが、この商品の改善スピードは恐ろしく速い。まだまだ、機能アップや価格の低下が望めそうだ。すぐに必要なわけではないし、もう少し待つか・・・というのが結論である。(でも、来週買ってしまうかも・・・)。

追記(2010年10月10日):1000RMB前後となるが、10インチの商品も魅力的だ。解像度も、1024×600もある。ネットをみるにも、これだけの大きさがあると目に優しいことだろう。ただ、持ち歩くにはでかいかなぁ。 調べてみると、10インチだと、ほぼIPADと同じ大きさだ。

・4.8インチ(800×400、アンドロイド、WiFi 、3G)1000RMB前後
・7インチ(800×400、アンドロイド、WiFi、3G、有線)500RMB前後
・10インチ(1024×600、アンドロイド、WindowsCE、WiFi、3G、有線)1000RMB前後

今のところ、7インチの商品が売れ行きが良い模様。基本は上記のような構成だが、アンドロイド以外のOSに対応していたり、3D動作に対応していたりで、値段がアップするようだ。7インチクラスでは、IPADのような90度対応が可能な製品が基本のようだ。(この機能は使ったことがないのでよくわからない)。
2010年10月23日(土)
 最近は、寝るときは掛け布団なしでは寒く感じるぐらいになってきた。
 今年最大の台風「鮎魚(メーギー)」がやってくると聞いたので、戦々恐々としていたら、広東省へは来ず、福建省のほうへ向かっていった。現在、上陸したばかりのようだが、深センへの影響はほとんど感じられない。昨日はレベル15であったが、上陸後はレベル11にまで下がっているようである。しかし、前回、前々回の台風はせいぜいレベル8,9辺りであったことを考えると、凄まじいレベルの台風であるのは間違いない。福建の皆様の安全を祈りたい。
 淘宝での買い物が続いている。必要なものだけ買っているつもりであるが、以前は手に入らなかったものを購入したりしているので、やはり出費が増加している。JUSCOには全くいかなくなったので、二人分の交通費やついでに買う食品などの出費が減ったからその分で、トントンになっていてくれればと願うが、気ままに買い物をしていたら、出費は拡大する一方だろう。しばらくは、エクセルで記録をとって様子見だ。
 今のところ、淘宝での買い物において失敗は少ない。以前に書いた靴が一番大きな失敗と言えるだろう。やはりサイズがぴったりでないと、履く回数が減ってしまう。次に失敗だったのが、折り畳み傘の購入だ。ゴルフ用自動折り畳み傘という説明があって、自動で、でかいなら便利そうだなと思って購入したのが間違いだった。だいたい、日本でも、折り畳み式の自動傘など使ったことがないのを忘れていた。到着した商品を試してみてびっくり、「ずっしり」という表現がぴったりの重さだった。これでは、「今日は雨が降るかもしれないな」と思ったぐらいでは携帯できない。雨が降って初め て持ち出せるレベルのものだ。仕方がないから、会社で使用する置き傘にすることにして、もう一本別のを買った。見た目がお洒落な軽めの折り畳み傘だ。ところが、愚かなことに、見かけだけで判断して、重量の比較をしなかった。その上、またもや自動式のものを注文してしまったのだ。その結果、以前のよりは軽いものの、やはり「重い・・・」と感じさせられる傘がやって来た。二本もの重い折り畳み傘をどうしたものか。Zに「一本あげるよ」と言ったら、「そんな重いのいらない」とあっさりと断られた。仕方がない。我慢して使う他ないだろう。
 明らかな失敗はこの三つだけだ。あと一つ挙げるとすれば、Zの要望で購入した化粧品である。資生堂の低価格シリーズの一つなのだが、以前に香港で買ってきたものと違うと言われた。比べてみると確かに違う。香港製のものからは微かにアルコールの香りがするのだ。二年ほど前に買ったものだから、変質したのだろうか?気になる違いだ。そこで、インターネットで調べてみたところ、あるサイトの口コミ評価の中に、「この製品は昔はアルコール臭があって・・・」という記述があった。これが確かなことなら、同じ商品ではあるものの、製品の成分が昔と今とで変わったということだ。これで気持ちがすっきりした。ネットで買うと、特に中国だということもあって、コピー品か本物かで悩むことがあるのが難点である。
 最後は、日課の運動の話。今週は月曜日から金曜日まで朝晩の運動をきっちりこなすことができた。現在、1セットの内容は、スクワット55回、腕立て50回、側筋左右30回、腹筋30回、背筋30回となっている。先々週ぐらいに一度体調を崩し、何度もサボりが入って継続が危ぶまれたが、なんとか持ち直すことが出来た。順調に行けば、再来週ぐらいまでには、スクワットをもう5回ぐらい増やせそうだ。来年の春ぐらいまでにはスクワットは80回、側筋・腹筋・背筋は50回まで持っていくのが理想なのだが、ややハードルが高いか。
2010年10月31日(日)
 涼しいを通り越して、寒いほどになってきた。もはやTシャツ一枚ではいられず、寝るときはパジャマ着用必須である。もう一度ぐらいはゆり戻しがあって、暖かくなるかもしれないが、それを最後に冬に向かって一直線となることだろう。
 寒さとともに、人の動きは鈍っていく。しかし、我が家のマイクは、なぜかこれまで見たことがないほど活発になっている。部屋中を走り回り、ベッド、ソファを問わず、自由自在に行き来をし、飛び跳ね回る。毛皮に包まれた彼女の身には、これぐらいの気温がちょうど良いということだろうか。食欲も旺盛になっていて、これまでの倍のおからをペロリと平らげるようになった。(現在は、ドライ・フードを食べさせるのは完全に諦めて、ウェット・フード100gとおから200gの組み合わせを1日に1回食べさせている。あと、朝にチキン・ジャッキーを少し)。困ったのは、夏の間、しばらく治まっていた早起きの習慣が復活してしまったこと。早朝3時過ぎに私を起こしにくる。ドアを閉めておいても、ノックするのだ。ガリガリ、「クゥーン」、ガリガリ、「クゥーン」を連続でやられては、誰でも目が覚める。やむなく起きて、チキン・ジャッキーをやると、しばらく静かにしているが、1時間ほど経つと、また私を起こしにくる。毎日寝不足である。なんらかの対策を立てねばならない。
 Zの携帯電話がとうとう壊れた。5年以上も使用していたから、立派なものだ。Zの扱いが良かったのか、Nokia製品だから丈夫だったのかわからないが、素晴らしい。跡継ぎとして選ばれたのは「ソニー・エリクソンW995」。Nokiaも候補に挙がったのだが、格好良さでW995に決まった。タオバオで保証書付の中国正規品を2050RMBで購入した。昨年発売された商品だが、まだまだ人気があるらしく、私が購入した翌日、翌々日に連続して1台ずつ売れていた。GSM/WCDMAの両方で使えるから、3Gの速さに惹かれて、中国移動から中国聯通への移行を検討しているユーザにはもってこいの商品なのかもしれない。Zも、聯通に移行する予定である。このW995は携帯電話をモデム代わりとしてモバイルPCに繋げば、3G無線インターネットができる(はずだ)。だから、モバイルPCを買ったら、旅行中は、Zから携帯電話を借りてインターネットすることを予定している(なお、国産の正規品はWiFiができない とのこと)。
 高機能な機種が年々安くなる。大変嬉しいことなのだが、これらの現象が、過剰な競争から生み出されていると思うとやや複雑な気持ちになる。 
2010年11月5日(金)
 今日は、ぽつりぽつりと雨が降った。
 午前中のうちに、近所のZ銀行へ行き、口座を作った。理由は、現在メインに使用しているH銀行の口座では、淘宝で「実名認証」ができないからである。 「実名認証」とは、淘宝に登録している本人の情報が本物であると証明する手続きである。中国人だと身分証明書の番号、外国人だとパスポートのスキャンデータ等をアップロードして、淘宝から承認を受けて初めて「実名認証」完了となる。
 淘宝では、支払システムとして、インターネット口座(買主)>支付宝口座(買主)>管理会社>売主(恐らく支払宝口座>インターネット口座)の流れがあるのだが、稀に返品・返金となった場合に、売主から お金を受け取らねばならない。この時、「実名認証」を行っていないと、インターネット口座(買主)<支付宝口座(買主)<管理会社<売主の流れでお金が戻ってくる過程で、支付宝口座(買主)のところでお金が止まってしまうのだ。つまり、インターネット口座(買主)<支付宝口座(買主)の手続きができない。恐らく、犯罪防止のための処置だと思われる。身元が確実でない人間は直接的にはお金を受け取れない仕組みになっているのだ。
 もっとも、支付宝口座(買主)にお金を置いたままにしておいても、次の買い物でそこからお金を出して利用することができるから、通常の買い物をしている分にはさほど困ることはない。だから、ずっと「実名認証」をせずに済ませておいた。しかし、いつまでも不完全な状態にしておくのも気持ち悪い。それに、機会があったら、淘宝で自分の 物を販売するということもやってみたい。販売をすると、お金を受け取ることになるから、「実名認証」 を済ませておくことが必須だ。その時になって慌てて手続きをするのも大変だろうから、今やっておくに越したことはない。
 銀行口座を作るのは、過去にも何度かやったことがあるので、スムーズに行った。予想外だったのは、インターネット口座の申請に、60RMBもの費用を取られたこと。これまで、インターネット口座の手続きで費用を取られたことはないので、小額とは言え、ちょっと驚いた。尋ねてみると、この銀行では年会費等をとらないので、その代わりに最初に開設費用をとっているとのこと。うーん、他の銀行で年会費なんかとられたっけ?よくわからない。確かにH銀行では口座維持費用があるけれども、あれのことか?
 無事、銀行口座が作れたので、アパートに戻り、淘宝にて、「実名認証」にトライした。外国人の「実名認証」は中国人がやるのよりも、手続きが少し面倒で、パスポートをスキャンしたものと、中国人の保証証明(この外国人が提出した資料は全て本物であると保証し、サインした書簡)をスキャンしたものを用意しなければならない。これらに問題がないとなれば、淘宝(支付宝)から、登録した銀行に小額(1元以下?)の金額が振り込まれる。その金額を指定された画面から入力して、相手が振り込んだ金額と合致すれば、「実名認証」は完了となる。
 銀行のほうは、特に問題があるとは思わなかったので、ひっかかるとすれば、パスポートのスキャンと保証証明のスキャンだろう。スキャン自体は問題ないはずだが、アップロード時に不具合が生じないとも限らない。どうか、うまく行ってくれ。そう願って、データを送り出した。
 審査に1,2日ぐらいかかると書かれていたから、どんなに早くても結果がわかるのは明日だろうと思っていたら、わずか数時間後に結果を知らせるメールがきた。「銀行カードの審査で失敗」とのこ と。何でだ~!作ったばかりだからか?わけがわからない。こうなったら、もう一度トライだ。まず念のため、Q&Aで情報を検索した。すると、銀行カードの認証に二度失敗すると、新しいカードを作らなければ、再トライはできないという厳しい条件があることがわかった。こうなると、むやみにトライするわけにはいかない。
 失敗となった可能性で考えられるのは、今のところ、二つ。一つは、口座を開設したばかりで、淘宝からの入金が受け入れられる状態ではなかったこと。もう一つは口座の所有者の名前。インターネット口座を開く書類に漢字でサインしたところ、ローマ字でなければ駄目だと理不尽なことを言われ、それが頭に残っていたため、「実名認証」のときに口座の所有者名を入力するフィールドに は、漢字ではなくローマ字で記入してしまっていた。それで、情報が合わず、入金失敗となったのかも。
 銀行カードのところでひっかかるとは、露ほどにも考えていなかったから、ショックが大きい。ともあれ、じっくり取り組んで解決するしかない。

*追記(2010年10月6日):じっくり取り組むつもりだったが、気が変わった。夜中に再度トライ。作ったばかりのインターネット口座の口座名をインターネット上から確認したところ、漢字名ではなく、ローマ字だった。そうであれば、問題がないはずだ。もう一度淘宝のQ&Aを読んだら、「銀行カードの認証に二度失敗すると新しいカードを作らなければ再申請できない」のは、回答した金額を間違えた場合だけ(多分・・・)のようだ。つまり、その他の原因の場合は何度もトライできるのだ(多分・・・)。そこで、勇気を振り絞って、再申請をした。翌朝、淘宝(支付宝)からメールが届いた。「実名認証、成功」。やった。とうとう、「実名認証」をゲットしたぞ。ついでに「デジタル認証書」とやらの安全措置も申請して、認証された。パスポートやら保証書やらの認証に時間がかかるかと思ったけれども、そんなことはなく、 驚くほど速いスピードで認証手続きを終えることができた。ここ数ヶ月、淘宝で買い物をし続けたから、それが影響したのだろうか。一度目に失敗した理由は、今なお不明だが、結果オーライとしよう。
2010年11月13日(土)
 半袖の服はすべて片付けて、洋服掛けにあるの長袖の服ばかりとなった。夜は厚手の寝間着を着込んで、風邪をひかないように気をつけている。
   秋が深まってゆくにつれて、マイクはますます活発になってきた。最近では、リビングルームにあるガラス製の小さな丸テーブルの上に登って、その上にある小物をカジカジと噛んだり、振り回して下に落と すのを趣味にしている。直接飛び乗るのは無理だから、そばにある椅子を踏み台にして登る。
 毎度そんなことをされては困るから、食事以外のときにはテーブルから椅子を50cmほど離しておくようにしている。先日も、いつも通りの距離を保って椅子を置いておいたのだが、帰宅してみてびっくり。テーブルの上の小物が全て床の上に転がっていた。マイクの跳躍力が私の想定を上回ってしまったのだ。仕方がないので、翌日からは、テーブルと椅子の間に1メートルぐらいの距離を保つことにした。
 しかし、部屋が狭いから、ソファ1つと椅子二つの全てから、テーブルを1メートルの距離を保たせるのはかなり面倒くさく、毎度、椅子をあっちにやり、テーブルをこっちにやり、あっ、待てよ、これだとソファに近づきすぎるな?という具合だ。こんなことをずっと続けるわけにはいかない。テーブルに登らせないような対策が必要だ。マイクは音に過剰に反応するところがあるから、テーブルの隅に、風鈴でもぶらさげておくのはどうだろう。
 そう考えて、淘宝で「風鈴」と入力し検索をかけてみた。中国では民族系の店意外では風鈴をみたことがないから、たいした数は出てこないだろう。そう思っていたら、驚くほどの数の商品が現れた。日式と書かれた、日本によくあるタイプの風鈴、金属の棒を並べたアジア風の風鈴、アクセサリーっぽい、韓国式と書かれた風鈴、こんなに多種多様な風鈴が中国で売られているとは知らなかった。販売数もけっこう上がっている。部屋のアクセサリーとして購入している人が多いのかもしれない。私も購入を検討するとしよう。
 食事のほうも変化した。ウェット・フード100g、おから100gだったのを、最近、ウェット・フード100、おから200gにボリュームを増やした。ところが、おからが多すぎると、飽きてしまうらしく、おからを残してしまうようになった。そうすると、腹がはやく空くため、早朝3:00頃に私を起こしに来る。これでは困ると、長いこと取りやめていたドライ・フードを復活させることにした。 おからを100gに戻し、その分をドライ・フードで埋めることにしたのだ。最初は、ドライ・フードをおからに混ぜてみた。ところが、ドライフードだけ、「ぺぺッ」っと皿の横に並べて吐き出してしまうではないか。これでは意味がない。そこで、今度はウェット・フードの側に混ぜてみた。幸い、これはうまくいって、現在のところ、全部平らげてくれている。腹持ちも良いらしく、4:30頃までは大人しくしていてくれるようになった。しばらくは、この方式で続けてみるとしよう。

*追記(2010年11月15日):昨日、驚くべきことが起こった。マイクが、1メートルも離してあった椅子の上から、ジャンプしてガラステーブルの上に飛び乗ってしまったのだ。なぜそんなことが可能になったかというと、椅子を置いた角度が悪かった。テーブルに向かって、横向きに椅子を置いてしまったのだ。そのため、椅子の手摺の部分がテーブル方向に向き、マイクはそれを踏み台にジャンプを行ったのだ。高さがある分、飛距離が伸びたというわけだ。恐るべし、マイク!これからは、椅子を置く角度にも注意しなければならない。
2010年11月23日(火)
   気温の低下に伴って、周囲でゴホゴホと咳をする人が増えてきた。そう思っていたら、案の定、自分も風邪にかかってしまった。週末は完全にダウン。本日も、今ひとつ体に力が入らなかったが、 夜になって大分持ち直してきた。あまりひどくならずに済んでいるのは、日頃の運動の効果が出てきているのだと信じたい。
 最近、「家常菜」という2009年に放映されたドラマを見始めた。なんだか、見たことのある女優が出てきたなと思ったら、Zから「ほら、○○(私の名前)の好きな女優だよ」と指摘されてわかった。「天道」に出てきた「左小青」が出演していたのだ。ラッキー。もう一度、彼女が演じるドラマを見てみたいと思っていたのだ。「天道」のときの裕福な家庭に育った才女というイメージではなく、今度は「貧しい家庭」の長女という役柄だ。もっとも、村から唯一大学に合格した成績優秀な学生(大学には行かないことになるようだが)という設定なのは、やはり彼女のきりりとした顔からは知的なイメージを切り離すことができないからだろうか。
 主役の男優は「黄志忠」である。私もZも知らなかったが、インターネット調べてみると有名な男優であり、数々の賞をもらっていることがわかった。飛ばし見(?)をするZが先に見てしまった内容によると、この「家常菜」では、「左小青」が演ずる文恵はドラマの中途で命を失ってしまうそうだ。そうなると「黄志忠」の演技が重要になってくる。第三回目までを見た限りでは、演ずるごとに魅力が発揮されるので、最後まで楽しめそうである。ごく素朴な表現の積み重ねで、人格の深みを表すような感じの演技で、今後この男優の別のドラマも見てみたいと考えされられた。
 今回は「左小青」が演じる文恵は非常に貧しい家の娘で、その中で、販売中の「肉」をもの欲しそうに眺めるシーンがある。生肉に向かってカメラが何度もズームインされるとともに、唇をだらっと垂れ下げる「左小青」の演技が印象的だった。こういう食に対する執着を表現する演技は、日本人ではなかなか難しいのではないかと思う。私の個人的な印象だと、日本のドラマの場合は、貧しさを表現する場合に家や服装が他と違っていることが強調されることが多いような気がする。また、日本でも戦後の闇市が出てくるようなドラマで、食のために体を張る大人や子供が出てくるのだけれども、それでも食に対する表現は中国のドラマに比べるとオブラートに包まれたようなものとなっていたと思う。これは、実際に日本の文化がそのようであるのか、或いは日本人が自分自身をそのように規定しているためによるのか、興味深いところだ。
 38回もある長編ドラマなので、じっくりと楽しみたい。 
2010年12月4日(土)
 数ヶ月前のこと。日本の本社グループの人が、日本では自炊代行サービスが人気があると教えてくれた。その時は記憶の片隅に留めておいただけだったのだが、その後、Yahooのトピックスでも、その「自炊」代行サービスについて記事が掲載されていたので興味をもって調べてみた。
 「自炊」というのは、もともと2チャンネルで使われ始めたもので、「自分でマンガ、書籍などを電子化すること」を指すのだそうだ。現在、それを業務として代行し、裁断から電子化までを引き受けてくれる会社が乱立しているとのこと。調べてみると、アマゾンから直送させると、それを裁断して電子化してくれることがわかった。価格も安い。一冊100円前後でやってくれる。
 これは、海外に住んでいる私にとっては朗報だ。最近、アマゾンは国内は配送料無料にしたと聞いているから、アマゾンで書籍を買って、業者に直送し、自炊して電子書籍として送ってもらえば、わずか100円のプラスで中国にいながらにして書籍が手に入るのだ。中国へ普通に書籍として送ってもらえば、安くても1.5倍、高い場合には2倍以上になってしまう海外配送の費用がなくなるから、コストパフォーマンスが非常に良い。最近は中国だと関税がかかるケースが多いので、さらに差は大きくなる。
 ただし、当然のことながら、上記の計算は裁断後の書籍を廃棄してもらうことが前提である。だから、物体が手元に残らない寂しさがある。また、それを除いても、書籍を裁断することに、古い世代である私はやや痛みを感じる。決して、書籍を大切に扱う人間ではないのだが、裁断となると別問題だ。やっていいのかと躊躇を感じる。
 いや、これも時代の流れ。割り切るとしよう。なんでも、この自炊代行サービスには法律的な問題も存在するとのことだが、当分はあいまいな状態が続くことだろう。機会を見て、一度試してみたい。
2010年12月5日(日)
  12月に入った。想像していたほど寒くならない。今年は暖冬なのだろうか。
 先週は一度は直ったと思った風邪が、再び重くなってそこから脱出するのに数日を要した。今流行っている風邪は相当たちが悪いらしく、周囲にも長い間ごほごほやっている人が多い。今年は、もう勘弁してもらいたいものだ。
 「淘宝」での購入にも大分慣れてきたので、今日は初めて「阿里巴巴」にトライした。一般には「淘宝」は企業と消費者間の取引、もしくは消費者と消費者間の取引、「阿里巴巴」は企業と企業間の取引に利用され、前者は小売市場、後者は卸売市場ということになっている。だから、「阿里巴巴」に集う客はある程度まとまった数を購入する客ということだ。実際、価格表示の部分も、「淘宝」では基本的には1個いくらの表示である が、「阿里巴巴」では数量に応じた数種類の価格表示ができるようになっている。
 しかし、その垣根にはあいまいな部分があって、「阿里巴巴」でも 1個から購入できる場合が少なくない。もちろん、大量に買う場合よりも、価格が高めに表示されているが、とにかく1個からでも買える場合があるのだ。ということは、同じ商品が存在する場合には、「淘宝」よりも「阿里巴巴」での方が安く買えるのではないだろうかとの企みが働く。
 さて、実際に「阿里巴巴」で商品を探し始めてみると、まず1個から買えて、なおかつ「淘宝」より安い商品を探すのは意外に難しいことがわかった。試しにZ用の服を購入することを考えたけれども、服の場合 「淘宝」と「阿里巴巴」の両方に存在する同じ服を探すのが難しい。Zの好みも考えなければならないから、なおさらだ。もちろん、ブランド品の型番がついたような商品なら見つけられる可能性はあるが、値段が高すぎてトライ商品には向かない。
 さらに価格表示以外でも、両者に違いがあることがわかった。一つは、「阿里巴巴」ではサイズや色の選択が「淘宝」と異なって、専用の選択肢が存在せず、チャット等で伝えることになっているようだった。 もう一つは、返品に関するルールも「淘宝」ほど統一されてはおらず、個々の売買者に任されているように感じた。
 服の購入にはいろいろ難しい点があることが判明したので、商品を変えて文房具の購入を試みることにした。低価格で型番がはっきりしている文房具なら、「淘宝」との比較がしやすい と考えたのだ。無駄にならないものをということで、フルーツを象ったポストイットに狙いをつけた。そして、「淘宝」との価格比較を重ねた結果、驚くべきことに「淘宝」のほうが安いケースが多い ことが明らかになった。 「阿里巴巴」で大量で買った時の価格でも、「淘宝」の1個購入の単価より高かったのだ。
 商品にもよるのだろうが、「阿里巴巴」で最初に表示されている価格というのはあくまで参考価格に過ぎず、本気で大量に買いたい場合には、チャットで交渉を重ねる必要があるの だと思われる。
 今回の目的は一番安い価格で手に入れることではないので、価格はある程度のところで妥協することにして、購入作業に入った。すると、もう一つ「淘宝」との違い が判明した。「淘宝」では配達料金が自動で表示されるのだが、「阿里巴巴」の場合は自分で売主と交渉した配達料の金額を入力することになっているのだ。つまり、少なくともその時点で売主とチャットでやり取りするのが原則必須ということになる。さっそく、売主にチャットで尋ねた。同時に数と種類を伝え、少量で買えること も確認した。
 無事、購入手続き終了。その後、気になったので、その売主が「淘宝」でも店を開いていないかを確認してみた。すると、あった、あった。しかも、同じ商品をわずかにだが、さらに安い価格で売っていた。あらら、がっかり。でも、今日は「阿里巴巴」での購入方法を覚えただけで良しとしよう。まだ不明な点もあるので、今後も何度かトライしてみるつもりだ。さあ、商品は無事についてくれるかな?
2010年12月17日(金)
 寒い。ようやく本格的な冬がやってきた感じである。毎日冷水摩擦を続けているので、少々の寒さは何でもない・・・わけはなく、寒いものは寒い。今年も暖房器具の使用は原則として禁止である。我が家で使用が許されているのは、電気毛布と電気足カバーと電気湯タンポのみ。それと電気足湯器だ。今日はさっそく、電気足カバーを取り出してきて使用している。
 昨日は、とうとう「Windows7Ultima(中国語版)」と「Office2010Pro(中国語版)」を注文した。仕事でいろいろな人のPCサポートをする関係から、やはり家でもWindows7を使っていないと、駄目だなと感じたからである。 具体的に言うと、会社ではノーツメール、家ではOutLookExpressを使っていることから、お客さんが使っているWindowsLiveメールに関してよくわからないといったことが発生する。
   当初、Windows7は日本のマイクロソフトからダウンロード販売されているものを購入する予定だったが、海外発行のクレジットカードが使用できないことが判明したために諦めた。代わりに、会社で使用しているのと同様に、「Windows7Ultima(中国語版)」を買って、言語パックをダウンロードし、日本語化して使用することにした。「Office2010Pro(中国語版)」に関しても、調べたところ、オンラインで日本語言語バックを購入することができるとわかったので、問題なしだ。値段はWindows7Ultimaが2460RMBでOffice2010Proが4899RMBで合計7359RMB。(淘宝のマイクロソフト代理店?で購入した)。懐が寂しいなか、痛い出費だ。Office2010はProか、その下のバージョンにするか悩んだ。Accessを使用する可能性はぼぼゼロだからだ。しかし、Publisherはこれまでも、マニュアル作りなどで利用しているから、過去の資料を再利用するためにも必要だ。あとから必要だとなった時に単体で購入するとやたら高くなるから 、今のうちにセットで購入しておいたほうがいい。そう考えた。
 ソフトは決まったから、次はハードだ。今のハードでもWindows7を使用するのには十分だけれども、PCは1日も止めたくないし、ホームページソフトの変更という大作業も控えているので、新たなハードを導入することにする。ノートPCにしようか、デスクトップPCにしようか、同じデスクトップでも一体型にしようか、いやそもそも現在のコンピュータのままではいけないのかとか、またもや思考がクルクルと同じところを回り始めた。しかし、もうソフトの購入を決めてしまってあるので、待ったなしだ。 結局、手頃な値段でCPUに「i7」が利用できる組立のデスクトップPCにすることにした。
 CPUは「i7」にするとして、メインボード、その他のスペックを決めなければならない。面倒だけれども、楽しい作業だ。
2010年12月19日(土)
 寒い。部屋全体が冷たくなっている。電気足湯器の使用を始めようと思ったら、マイクの毛がいっぱいこびりついていたので、使うのを諦めた。今日は軽く洗って毛を落として、お湯を入れて空回しをするだけに留め、明日から使用することにした。
 そろそろマイクの餌が切れかかってきたので、淘宝で注文をすることにした。 もう3,4回は購入したことがある店なので何の心配もいらない。そう思っていた。この店は100RMB以上を購入すると配達料が無料になる。原則としては、同じ商品でなければならないが、チャットで依頼をすれば、いくつかの商品を組み合わせても送料は無料だ。
 そこで、チャットで注文内容を知らせ、配達量を無料にしてくれるように頼んだ。
 「いいですよ」
 気持ちの良い回答だ。
 「じゃあ、一旦、注文を確定しますので配達料の変更をお願いします」
 「了解しました」
 システム上の仕組みで、注文を確定した相手に対して、個別に価格や配達料を変更できるようになっているのだ。
 「配達料を変更しました」
 「ありがとう」
 さっそく支払い作業にとりかかる。
 ところが、さあ、支払ボタンを押すぞという段になって、チャットで質問がやってきた。
 「貴方は中国人ですか、それとも・・・」
 実はこういう質問は初めてではない。ユーザ名だけでは中国人か外国人かはわからないが、配達先のところに日本人名が表示されるので、判別可能なのだ。隠しても仕方がないので、いつも正直に答えている。
 「日本人ですよ。貴方の店でもう2,3回は買ったことがあります」 
 やや躊躇しながらも、好意的に答えた。
 「日本人か。だったら、配達料を無料にするわけにはいかないな・・・」
 「???」
 「8元の配達料を払ってもらわなければならない」
 「それは真面目な話ですか?」
 「そうだ」
 「でも、犬は中国の犬だよ」
 「もし、日本の犬だとしたら、配達料を追加すれば良いという問題ですらなくなる」
 (マジかよ)と思うが、どうしようもない。説得も無理だろうし、こんな敵意をもったところから、大切なマイクの餌を買うわけにもいかない。
 「そういう話なら仕方ないですね。私は良い売主を失ったことになります。縁がなかったということで、注文はキャンセルします」
 「しかし、貴方は非常に礼儀正しいですね」
 最後に相手からのフォローが入ったが、当面妥協の余地はなさそうだった。
 すぐに注文をキャンセルした。
 商売なのに、日本人だからといって条件を変えられることがあるとは・・・。可能性としてはありえない話ではないけれども、実際にやられてみるとショックが大きい。それに、この店は最も低価格で出してくれている店なので、ネット上での人気も高く、同じ商品を買う限りにおいて他に代わる店はない。2重の痛手だ。今後は、Zの名前でも購入できるように準備しておいたほうが良さそうだ。とりあえず、今回は配達料は無料でないものの、商品の値段が同じ別の店で注文をすることにした。
2010年12月25日(土)
   今週は比較的暖かい日が続いた。今日からまた寒くなるという話だったが、部屋にいる現在はさほど寒いと感じない。
 一昨日、淘宝でパソコンを注文した。発注は淘宝経由で部品単位で注文し、実際の店舗に引き取りに行き、目の前で開封及び組立をし、そのまま持ち帰るという手順をとることになった。全ての部品を一つの店注文することが前提であるため、一番安い値段をとることはできないけれども、組立を店の人にやってもらえるし、動作確認後持って帰ることができるということで、この方法にした。実は、一度は近所の電子城へ足を運びもしたのだが、他店との値段の比較が難しいのと店にとって利益幅が多いのだと思われる部品への誘導が感じられたことで不信感をもったため、淘宝での注文に変更した。
 スペックは、
 CPU: i7 950
   マザーボード:Sabertooth X58
   メモリ:KingStone  Corsair DDR3 1600 × 3 = 6G
   ビデオカード: AUSUS EAH6850
   HDD: WD Caviar Black 1 TB、SATA 3 Gb/s、キャッシュ 64 MB、7200 RPM
   DVD R/W Drive
   電源:500W
 筐体:LianLi PC-K58
 CPUクーラー:Limin HR-02
 コードレス・キーボード/マウス:
 トータルで81498379RMBとなった。モニタは現在のをそのまま使い続ける予定である。購入を決めるギリギリのところで、発売されたばかりだというCPU:i7 2600Kを勧められたが、ソケットがせっかく選んだSabertooth X58と異なるし、上をみてもキリがないので、上記のスペックのままとなった。正直なところ、私のPCの用途はホームページ作成とネットサーフィンが主であるため、これらは明らかに過剰スペックである。しかし、CPUはどうしても「i7」を使ってみたかったから、それに合うように選んでいったら、こんな風になってしまった。ビデオカードもHDDも、もうワンランク下のもので十分だったとは思う。
 ともあれ、スペックに対する満足度はかつてなく高い。現在使っているCPU:Intel Core2 Quad Q6600 2.4GHzのPCも満足度は高かったが、CPU以外は店の人に勧められるままに購入した感が強かった。今回はCPUだけでなく、マザーボード、ビデオカード、HDD、CPUファン、筐体も調べた上での購入だから、懐への痛手を忘れてしまうぐらいに嬉しい。
 もっとも実際に店に行って組み立ててもらうのは明日か明後日である。まだ、日本人であることを明らかにしていないから、日本人であることがわかった途端に「売らない」とか言われたらどうしようという不安がある。犬の餌の件に続いて、そんなのを喰らったら完全にトラウマになってしまうことだろう。自らのために幸運を祈りたい。
2010年12月26日(日)
 冷え込みが一段きつくなった。しかし、まだ余裕がある・・・ああ、今日は股引を穿いていたんだっけ。
 今日は、注文しておいた組み立てPCを(深セン)市内まで取りに行った。全ての部品を目の前で開封して組み立ててもらう約束で、その通りにしてもらったのだが、よく考えたらCPUの箱を開封する瞬間をきちんとみていなかった。とんだお間抜けだ。ともあれ、手馴れた様子でテキパキと組み立ててくれた。自分でやったら、確実に 作業抜けが出ていそうだったから、頼んで良かった。
 驚いたのは、CPUクーラーの大きさ。ファンレスタイプだから、余計に大きかったのだろう。一瞬、目を疑うほどの大きさだった。それに、組み立て後のPCもやたらに重かった。ビデオカードも、電源も、今使っているものよりワンランク上のものだから、とにかく重い。いや、一番重さに寄与しているのは筐体だろう。現在のものよりふた周りぐらい大きいから。
 帰宅後、さっそくWindows7(64ビット版)のインストールに取り掛かった。無事、Windowsのインストールが始まったところで一安心。Updateを済ませて、次は表示言語を日本語化した。どれも時間がかかる作業だ。疲れを感じないのは胸がわくわくしているためだろう。Windows7のインストール作業は会社でも一度やっているが、自分のPCでやるのとはやはり感動の度合いが違う。
 Windows7の日本語化を完了させた後、アクティベーションを済ませる。なにしろネットでの購入なので、コピー品をつまかされていないか、すごく心配だ。しかし、杞憂だったらしく、何事もなく正規品と認証された(良かった・・・)。それから、マイクロソフトのセキュリティ・エッセンシャルをダウンロード・インストール。
 次に、Office2010(32ビット版)をインストール。それから、日本語パッケージのダウンロード。中国語のサイトだとOffice2007用の日本語パッケージを有料でダウンロードし、使用するようなことを書いてあったけれども、先にWindowsを日本語化してあったためか、日本語のサイトが出てきて、無料でOffice2010のベータ版日本語パッケージをダウンロードすることになった。これがまた、時間がかかる。23時を過ぎてからの1時間は痛い。じっと我慢の子。
 ようやくダウンロードが終わったので、インストール。ところが、エラーが出る。あらら、がっかり。ここからが試行錯誤の始まり、中国語のサイトに行ったり、日本語のサイトに行ったりを繰り替えして結局、EXCELの中にある言語選択のところから、有償ダウンロードのサイトに辿り着いた。これはOffice2007用の日本語パッケージを有料で提供している場所と同じような画面だ。つまり、2010用も別にあったのだ。購入に当たっては、WindowsLiveのIDを持っていることが前提だったので、さっそくIDをゲット。支払いは支付宝経由のインターネット銀行支払いでよかったので、(出てくる販売会社の名前やダウンロードするソフトの名称に疑問をもちつつ)なんとかクリア(約216元)。そして、ダウンロード開始。これだけ苦労して、しかもお金を払って使えなかったら、どうしたらいいの?って感じだ。しかし、幸いにも、ダウンロード・インストールともに成功した。起動をしてみると、見事に日本語化に成功。やったよ、俺はやり遂げたよ!って感じ。もう夜中の2時過ぎてるよ、今日は寝る!(このダウンロードしたパッケージは大事にとっておかねば)。
 最後にWindowsログイン画面の言語設定も日本語に変更・・・。

*注)オフィスのメニューやボタンに日本語訳のポップアップが出るだけのものは無料でダウンロードできます。
2010年12月27日(月)
 腹筋の一部が痛い。昨日、重いPCを持って、不自然な格好で歩いたからだろう。
 今日は朝から昨日の続き。まずは、グラフィックボードとメインボードのデバドラやらユーティリティやらをインストールする。どちらもASUS製品だから統一感があって良い。私は密かにASUSファンである。素人でも各種アップデートを手軽にできるようにしてくれているのは大変ありがたい。ノートブックPCに関してはなぜかあまり良い印象がないけれども、こんな安心感が得られるならノート 購入時にはASUSを検討するのも悪くないかもしれない。それが終わるとDVDドライブについてきたNero8をインストール。Windows7にはDVDユーティリティがついているらしいから、要らないのかもしれないけれど、せっかく無料でついてきたので入れておいた。
 さて、ここでウィルス対策ソフトを決めることにする。WindowsXPでは長らく中国の「瑞星」製ウィルス対策ソフトを愛用してきた。中国製でありながら、日本語表示されるのが気に入って使い始めた。中国産だけあって中国製(?)のウィルス検出力も高く、自動でガンガン削除してくれるという剛腕も良かった。何より安いし。ところが最近のバージョンでは日本語が表示されなくな り、英語表示となった上(恐らく日本進出をして日本では別名のソフトを販売し始めたためだろう)に、2011版バージョンになってからどうも調子が良くない。WindowsXPの起動がやたら遅くなったし、YahooJapanを安全でないとみなすのか、ときどきブラウザをシャットダウンしてしまう。もうしばらく待てば安定するのだろうが、いつになるかわからない。そこで、とりあえず別のウィルス対策ソフトを導入することにした。ネットでいろいろ調べた結果、「総合セキュリティソフト ESET SmartSecurity4」をダウンロード購入することに決めた。ダウンロード販売価格ですら4200円(1年)という懐に優しくないソフトだが、機能は良さそうだ。ネットのセキュリティは大切なので、1年はこれでいくとしよう。
 ところが、ダウンロードが素直に進まない。中国にいるためだろうか、FLASHGETを使ってさえ、途切れ途切れだ。停止、開始をなんどもやり、1時間近くかけてダウンロード終了(通常のダウンロードも試みたが、なぜかファイルが壊れていた)。さあ、ようやくインストール開始。・・・セキュリティ・エッセンシャルが邪魔です!とのご指示が表示された。わかった、わかった。うるさい奴だ。せっかく入れたセキュリティ・エッセンシャルを削除。そして、インストール開始。インストールが終わると、今度はユーザー名とパスワードをゲットして、アクティベーション。それから、アップデート。ふぅ、これで終了。
 次は良く使うソフトのインストール。まずは、AcobatReaderから。ダウンロードしようとすると、いきなりESETが邪魔立てをしてきた。ウィルス対策機能・パーソナルファイアーウォール機能を無効にして、ようやくダウンロード開始。インストール終了。次はCutePDF。これはPDF作成のスピード が速いし、欠かせないソフトだ。ささっとダウンロードして、インストールも終了。
 ここで、Acronicsのバックアップソフトを購入し、インストール。現在使用しているWindowsXPでも使っていて慣れているからだ。Windows7そのものにもバックアップソフトがついているが、本格的に使ったことがないから不安だ。WindowやらOfficeやらの日本語化で苦労した作業を万が一にも失うわけにはいかない。懐から次々と飛び立っていくもののことを考えると悲しくなるが、必要なものは必要。仕事がある今のうちに買っておいたほうが痛みは少ない・・・はずだ。バックアップを完了して、夕食のための買い物にいくことにする。すでに12:30だ。朝7:00頃から作業を始めたにも関わらず、この時間。まだまだやることがあるのに。
 買い物から帰ってきて、ひと休憩した後、ネット書籍の移動、FTPソフト、パスワード管理ソフトのインストールとデータ移行を済ませる。
 そして、WindowsXPモード/Windows VirtualPCのセッティング。これはFrontPage2003をインストールするためである。Windows7上ではFrontPage2003は動かないという話なので、WindowsXPモード上にインストールして使用することにしたのだ。新しいホームページ作成ソフトを「DreamWeaverCS5」にするか「ホームページビルダー15」にするかが、まだ決まっていないから暫定措置である。
 さて、中国語版Windows7 Ultimate上で使用できるWindowsXPモードで果たして日本語版のものをダウンロードできるのだろうか。とにかくやってみるしかない。FLASHGETを使用して、ダウンロード。数十分かけてダウンロード終了。さあ、インストールだ・・・・・「ファイルが壊れています」。あらら、エラーだよ。FLASHGET使ったせいか?普通の方法でダウンロードしてみる・・・遅いが忍耐強く待つ。そして、インストール・・・・・「ファイルが壊れています」。またかよ。今日はも気力が尽きた。明日、中国語版をダウンロードしてみるとしよう。
2010年12月28日(火)
 今朝は腹筋だけでなく、背中全体を激痛に悩まされた。仕事している間中、痛みで青い顔をしていた。普段、背筋を鍛えている効果が全くみられない。PCを運んでいる時はそこまできつくなかったし、昨日も痛むのは腹筋だけだったのに・・・。年をとると筋肉痛が遅れて現れるとはいうけれども、こんな時にそれが現れるとは。
 まず、朝一でWindowsXPモードの中国語版をFLASHGETでダウンロード。そして、インストールを開始・・・日本語版を違ってあっさりインストールが始まった。エラーが出る様子はないので途中でキャンセル。そして、再び日本語版のダウンロードにトライ。そして、インストール・・・おお、昨晩と違ってすんなりとインストールが開始・・・完了。なんだよ、大丈夫じゃん。諦めなくて良かったよ。背中の痛みで顔をしかめながらも、XPモードのインストール成功に気をよくして、出勤した。
 帰宅後は、XPモード上で、FrontPage2003とウィルス対策ソフトをインストール。その他、ホームページのファイルを含めた各種のデータを移行。本日はここまで。 
2010年12月30日(木)
 昨日からは痛みが右上半身の腹部と背部に移り、痛みの範囲は縮小しつつも、痛さが激しく増して食事がまともにできない状態になった。横になっていても立っていても痛くてたまらない。しかし、今日の夕方になって、好転し始めて徐々に収まってきた。助かった。
 ここ二日も、パソコンの引越しに追われた。FASTCOPYを使用して残ったデータの移行。さらにOutLookExpressのアドレスやメール、IEのお気に入りの移動等をやった。まだまだ作業が残っている。
2010年12月31日(金)
 ようやく、わき腹の一部が痛むのみとなった。今考えると、痛みが起きてからも日課の運動を続けようとしたのがいけなかったのかもしれない。運動を止めてからから急激に回復してきた。しかし、二日も三日も運動を休むと今後続けられるか不安になる。遅くとも月曜日からは 再開しなければ。
 さて、OutLookExpressの引越しであるが、これも難航した。Windows7にはOutLookExpressがないから、当初予定していたのはWindowsLiveメールの使用だった。今回Windows7を購入する最後のきっかけとなったのも、ある人のWindowsLiveメールの引越しサポート作業がやたら難航したためだ。自分で使ったことがないとスピーディなサポートは望めないと思ったのだ。ところが、いざ自分で使うことになってみると、どうも安心感がない。私自身はレンタルサーバーを利用していて、メールアドレスもそこから利用しているため、Hotmailがセンターとなって働くようになっている(ように思われる)WindowsLiveメールになじめないのだ。
 そこで、急遽OutLook2010に変更することにした。せっかくOffice2010Proを買ったのだから利用しない手はないと考えたのだ。しかし、アカウントの移行の時点から難航・・・。どうにもうまくいかない。最終的にメールの送受信はできたものの、面倒だなという気持ちばかりが残った。結局、OutLook2010の使用も止めることにして、Thunderbirdを試すことにした。こちらのほうは引越しはスムーズに進んだが、なんだかデザインが気に入らない。それに昔FireFoxでなんどもお気に入りの記録を吹っ飛ばされた記憶があるから、安心感がない。しかし、長期的に使うことを考えると、Thunderbirdを使っていくというのは理に適っているようにも思える。どうどう巡りをしばらく繰り返したのち、インターネットで新たなメールソフトを探 すことにした。そして、最終的に某メールソフトに決定。長い道のりだった。これで、今年は終わり。比較的穏やかな一年になるかと思われたが、後半は調子を乱されることが多発した。さあ、来年はどんな年になるだろうか。